筋肉貯金とは、筋肉を鍛えておいて、寝たきりのリスクを減らしたり、
いろいろな病気のリスクを減らすことができるといわれている方法。
筋肉が減少してしまった時の症状とは、
何かにつかまらないと、立ち上がれない。
階段の上り下りが苦痛なので、億劫になってしまい、エスカレーターやエレベーターを使ってしまう。
ほんの1センチにも満たない段差(じゅうたんなど)で、つまづいてしまう。
靴下を履くときに、立ったままできないので、座った履くなど。
日常生活でも、よくありそうです。
年をとったら、誰でも、なりそうな・・・
筋肉が、あるかどうかの簡単なチェック方法とは、
椅子に浅く腰掛けて、
両手を胸の前に。
上体を前かがみにして、
反動をつけずに、
片足で立ち上がる。
立ち上がって、3秒キープ。
この運動を両足チェックして、
できているか、どうか?
この運動ができないと、
筋肉が減ってきてしまっているということなんだそう。
テレビの調べでは、
65歳以上の方、50人に、
上記のチェックを、行ったところ。
50人中40人が、できなかった!
筋肉が、減ってきている人が、
こんなにいる!
筋肉貯金の作り方
筋肉貯金の作り方とは、
筋肉は、何歳からでも、増やすことができる。
ただし、ポイントは、筋肉に負荷を掛けることが大事。
・ウォーキングをしていても、
それだけでは、筋肉を増やすという観点からは、
足りない。
鍛えるべきは、下半身。
下半身には、筋肉の7割が集中している。
その下半身の中でも、鍛えることで、効率的な部分がある。
それは、前太もも、お尻、ふくらはぎ。
これらを、効率的に鍛える方法が、スクワット。
最初に、椅子を使って行うスクワットで、
ヒザが痛くならないスクワットのやり方を覚えて、
身体が慣れてきたら、
椅子を使わないで、よりきつめのスクワットをするようにすると良い。
椅子を使ってのスクワットのやり方
椅子から立ち上がるときに、
前かがみになる。
立ち上がる。
座るときにも、前かがみになる。
この椅子スクワットを、15回程度できるようになったら、
椅子をつかわないで、
同じことをする。
最大のポイントは、
前かがみになること。
前かがみになることによって、
ヒザが、つま先より前にでることがなくなるので、
ヒザ痛を予防することができる。
これも、約15回目標。
(できる回数には、個人差があるので、
回数は、自分のできる範囲で。)
とにかく、筋肉に負荷をかけることが大事。
負荷をかけたら、休息も大事。
このスクワットを行ったら、
次の日は、この運動をしないで休息をすること。
休むことで、筋肉がつきやすくなるから。
ということで、週に3回程度で、OK。
これで、筋肉貯金が、できるのなら。
やらない選択肢は、ないですね。